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構造計算書偽造問題の報道について

bay side office アイム設計

マンションディベロッパーの社長がTVに出て、事情を説明するつもりが
一躍悪人に祭り上げられ、本当に悪いのか(何の罪にあたるのか
誰も現時点では説明していませんよね)今は誰がどのようにこの事件に
関与したのか、調査している段階だと思うのですが。ちょっと高圧的だと
もう犯人扱いはどうでしょうか。構造事務所(姉歯)が悪いのはハッキリしていますが。今回の事件で違反だとか、犯罪だとかは一つは建築基準法での
判断と、詐欺や偽造だとすれば刑法での判断があると思うのですが。
よくTVに出る人は、建築基準法上は申請者の立場です。偽造申請を知っていたなら違反行為でしょうが、本当に知らなかったとしたら申請者も被害者と言うことになりませんか。
申請者は設計事務所に依頼しているのですから。今回のケースは設計事務所
が建築基準法上は逃れることのできない罪を犯したことになります。
それが判っていたからこそ
設計事務所の所長は残念な結果を選んでしまったと思います。
民間審査会社も確かに業務上過失があったと思いますが、そのことが
どれほどの罪になるのか難しいと思います(法の規定が無いと思います)。何しろ行政の代理業務ですし
もし保証の責任があるとすれば行政も同様です。
以前確認申請を行政に出していたときに、申請書に”事実に相違ありません”と
書いてあるのだから (もちろん現在も書いてあります。これは責任回避であり審査する側の保険だと思います。言い方を変えれば自己責任と言うことです)、もし審査にミスがあっても責任はないよといわれたことがあります。では何を確認するのか。確認審査結果に対してどのくらいの責任があるのかとか、今回の様な問題が発生したときどうするのかなどの、法的整備が不足していることは事実だと思います。・・・*1 また、ディベロッパーの社長や工事を受注していた建設会社が違反や改ざんを姉歯事務所に強要した。もしくは知っていたとすれば当然刑法上の罪が
発生すると思いますが。この点は憶測であり軽率におまえが悪いとは
言えないと思います。 ・・・*2
整理します
誰が悪いかの犯人探しは現時点では一番悪のは姉歯であり、外注先として姉歯を使ったのだから設計事務所も責任は逃れられません。設計事務所の
名前で設計をしているのですから責任は重大です。現時点ではそれ以上は
言えません。あくまでも建築基準法の範囲です。
マンションを買った人には分譲会社が瑕疵責任を取って保証するのは当然でしょう。それは義務であり違反行為があったからではありません。また販売会社は設計事務所に損害賠償を請求するでしょう。次に
設計事務所は外注先である姉歯に損害賠償を請求する仕組みだと思います。
全体の仕組みはこうだと思いますが。ですからTVのキャスターや評論家の
いっている感情論(何でもとにかくTVによく出ている人が悪い)はおかしいと思いますし。設計に関係している人やマンションディベロッパーの人は聞いていておかしいと感じているとおもいます。
今回の件で国の責任に関しては・・・*1のように法の不備の部分だと思います。
また・・・*2の事実をハッキリさせるには当然刑事事件として検察当局にゆだねるしかないと思います。
とにかく全体の構図や法的根拠も考えず感情論で物を言う報道はおかしく
ありませんか?
ただマンションを買ってしまった人は誰が保証してくれるのかが一番重要なことです。あまりの保証額の大きさを考えると売り主も無理、設計事務所は話しにもなりません。これはもう公害扱いとして国なりの行政で対応してもらわない限りは、保証のしようがないと思いますが。

とにかく設計事務所の責任は大きくその割りに設計料は安いですね。
by im-ohiwa | 2005-12-01 18:54 | メッセージ

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